隠れ借金の恐怖:シャープ

こんにちは。TORAELの竹末です。

先週末も特訓を開催して、

また多くの人に
WSJを読めるようになって頂きました。

■歴代の受講生(718人)は
16才から80才までと幅広く
様々な職業の方がいらっしゃいます。

なかには上場メーカーを早期退職した後、

親戚が経営していた創業100年超の
「老舗佃煮屋」の社長を
継いだ方もいらっしゃいます。

懇親会では
特訓の達成感とお酒も手伝って
当時の苦労話が炸裂したりします。

名誉ある仕事だと思って、
会社を継いだ途端に
隠れ債務がボロボロと出てきて、

借金取りに追われ、
裁判所に何回も呼び出されたとか。

被告として、、ですよ。

今はその債務も解消して、
後継者を育てているそうなのですが、、

それと同じような事が、
鴻海精密工業に買収が決まったはずの
シャープで起きるかもしれません。

今朝、ウォール・ストリート・ジャーナル
WSJを読んで驚きました。

■Foxconn Holds Off on Deal to Buy Sharp
フォックスコン、シャープ買収を延期

http://goo.gl/i4xwxW WSJ Feb 25, 2016

hold off 延期する、deal 取引
⇒離れたoff 状態に保つhold ⇒延期する

■iPhoneの次を考える鴻海精密工業

WSJの一連の報道で
アップル社ティム・クック社長が言っているように、

中国経済の減速や競合の低価格Android
スマートフォーンの増加により、
iPhoneの生産は減速傾向です。

執拗にシャープを追いかけている
鴻海精密工業は

何を考えているのでしょうか?

既存液晶に代わるiPhone用
有機EL生産を考えている
のは既定路線としても、

経済成長著しいインド、ミャンマー、
インドネシアなど、

アジアの大市場で
爆売れする白物家電もゲットして

アジアの総合電機メーカーに
なることかもしれません。

将来的には電気自動車メーカーになるという
話も欧米メディアから聞こえてきます。

■実は国内外には酷いメディア情報格差があります。

メディア情報は、
日本も含めて世界から広く取得しないと
ヤバイと痛感します。。

@東京赤坂見附のスタバにて

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