スマホはサイバー兵器だった?

スマホが益々便利。駅でも街でも、前を見ずに歩いている人も多いですね。

自転車通勤のTORAEL竹末は、スマホに夢中のベンツのおじさんに
昨日赤坂で轢かれそうになったので憤慨しています・・・

さてウォール・ストリート・ジャーナルによると、
スマホを悪用してライバルのスケジュールやメールのやりとり、居場所の把握、
データの消滅まで可能な、そんなアプリ(Malware)が売られています。
大口顧客はアメリカ、中国、北朝鮮、シリア、イスラエルなどの国家なのです。。

サイバー戦争は核戦争と違って参入障壁が著しく低く、パソコンさえあれば参入可能です。
世界ではありとあらゆる悪意に満ちたソフトウェアが量産され、途方も無い数となっています。
これが現代の軍拡競争。
もうすぐ、スイッチを押せば、レーダーを壊したり相手の戦闘機を墜落させたりできるとのこと。

■サイバー兵器で新しい兵器競争が過熱
Cyberwar Ignites a New Arms Race

ignite 点火、燃え上がらせる、arm 兵器、race 競争
出典Oct 11, 2015 WSJ
http://www.wsj.com/articles/cyberwar-ignites-a-new-arms-race-1444611128?

■現代の戦争は情報戦

既に米軍は1000人規模のサイバー部隊を持っていて、
テロリストの居場所を見つけるのに使っています。
居場所が分かったらドローンで攻撃しています。
シリアとISISとの闘いでも相手のPCやスマホに忍び込み、
データ破壊や要人の暗殺などに使っているとのこと。

ネットに繋いでいなければ安全かと思うかもしれませんよね。
ロシアはメールを軍人に送りつけて、メールを開いたら、
気づかれず個人のUSBメモリーにアプリを潜ませることができる。
このUSBメモリーをネットに繋がれていない秘密のPCに繋ぐとデータの破壊や漏洩が起こります。

イランはサウジアラビアの原油精製施設のコンピュータを
全て暴走させて使用不能としました。
感染したコンピュータには燃え尽きる星条旗が映し出されたとか。
表になっていない事件が沢山あります。

続きはこの記事でお楽しみください。
http://www.wsj.com/articles/cyberwar-ignites-a-new-arms-race-1444611128?

■スマホは楽しいですが、サイバー兵器にもなります。
秘密はダダ漏れ、iPhoneで認証した指紋までアメリカのサーバーに集められる可能性もあるかも、
と思うと背筋が寒くなりませんか?

東京人形町のスタバより TORAEL竹末研一


あなたは将来がんになる?

こんにちは。東京人形町のスタバからTORAEL竹末です。

あなたはプログラミングされていて、ガンになるか、ならないかもしも決まっているとしたら…
実は決まっているのです。

アメリカでは自分の全遺伝子情報をリーズナブルに分析するサービスが始まっていて、
それが生き方や家族の在り方に大きな問題を投げかけています。
竹末も検診でショックなことがありました。

芸能人がガンを公表したり亡くなるケースが相次いでいます。
ガンになる可能性が高いかどうかは遺伝子で決まっていて、
女優のアンジェリーナ・ジョリーさんが乳がん予防のために、
両乳房を摘出する手術を受けた時はショックを世界に与えました。

ウォール・ストリート・ジャーナルの記事によると、遺伝子テストの低価格化、
普及と共に、このような騒ぎがアメリカ中で起こり始めています。

出典September 28, 2015 WSJ
http://www.wsj.com/articles/how-one-family-faced-difficult-decisions-about-dna-sequencing-1443406974

How One Family Faced Difficult Decisions About DNA Sequencing
ある家族が、どのように、DNA解析についての難しい決断に直面したのか?

■遺伝子は家族の問題です
当然ながら、親兄弟は似た遺伝子を持っていて、同じようなサインが現れます。

記事ではどのように家族に遺伝子情報を伝えるかの方法論があれこれ載っていました。
非常に興味深い読み物です。そういった家族間のコミュニケーションにまつわる混乱を静めるために
アメリカには遺伝子カウンセラーまでいるそうです。

■あなたの取扱説明書を欲しいですか?

10代遡れば100万人にもなる祖先から受け継がれた、祖先の歴史のような遺伝子情報なのですが、
それが全て分かってしまう時代が来ています。
科学の行き過ぎとも思えます。

アメリカでは個人の遺伝子情報の管理が問題となっています。日本でもそのうちに政府が始めた
マイナンバー制度と結びつける話も出てくると思います。
さらに詳しくはこちらの記事↓をお楽しみくださいね。
http://www.wsj.com/articles/how-one-family-faced-difficult-decisions-about-dna-sequencing-1443406974

■未来は変えられる。

TORAEL竹末のことですが、2年前にそろそろ大腸内視鏡検査をやりましょうね、
と言われて検査してみた。すると、ポリープを7個も発見。
良性でしたが、そのうちにガンになる可能性があるとのことで
大変なショック受け、大きい2個はとってもらいました。

残りの5個は経過観察しましょうね。ということで、怖いので色々調べたら、
青汁や生絞り野菜ジュースが良いことが判明。人参とりんご・レモン・キャベツなど、
野菜の配合を変えながら飲み始めた。これが実に美味い。

すると、体重がシュッと4キロほど落ちました。
そして、血液検査の脂肪やコレステロールが基準値内に。
そしてなんと、今年また検査したらポリープが5個から2個に減っていた。
あれ、ポリープって減るんだ?!

ちょっとしたことだけど、未来は変えられる。両親から与えてもらった限りある時間を楽しまないとね。
皆さんも、健康には十分気をつけてください。


ゲームが知能を高める?!

楽しい日曜日をお過ごしですか? 
TORAEL竹末です。スマホのゲームに没頭する子どもを叱っていませんか? 
でも将来は、ボケ防止に自分がスマホのゲームに嵌まっているかもしれません。
そんな研究成果が報告されました。

研究によると、ゲームをするとマルチタスキング能力が高まり、頭がスッキリ冴える。
だから、巨大な商売のチャンスが日本にある。老人向けビデオゲーム市場です。

ウォール・ストリート・ジャーナルの記事によると、ゲームが知能を高めるそうなのです。

Videogames for Seniors Boost Brainpower
「シニア向けビデオゲームが知能を高める」
Brainpower 知能

出典Sept 30, 2015 WSJ
http://www.wsj.com/articles/videogames-for-seniors-boost-brainpower-1443623158

どういうことなのでしょうか? 
ガザレー研究所が科学専門誌ネイチャーに発表した論文によると、
60-85歳の老人にゲームを一日中してもらって、脳の能力を測定したところ、
とりわけ脳のマルチタスキング能力が飛躍的に高まったとのこと。
頭が良くなることが科学的に証明されたわけです。

この記事のコメント欄では早速「頭が良くなるゲームはどこで買えるの?」
という質問のやりとりが飛び交っています。
研究で使われたゲームはNeuroRacer ニューロ・レーサーというものですが、
結局のところ、今のところ非売品とのことでした。(笑)

スマホがシニアにも普及しつつある現在、高齢化大国・日本で、
ボケ防止のスマホゲームの大市場が目の前にあると思いませんか?

さらに詳しくはこちらの記事↓をお楽しみくださいね。
http://www.wsj.com/articles/SB10001424127887324504704578410764264855512

では素敵な日曜日をお過ごしくださいませ!

■東京人形町のスタバよりTORAEL竹末研一がメッセージしました。


携帯が医者になる

3年後「携帯が医者になる」・・・・そう言うと、
あなたは、「バカを言うんじゃない。」「携帯で医者を呼ぶ」じゃないのか?とつぶやいて、
TORAEL竹末が日本語を間違えたと思うはずだ。それも無理はない。

しかしこれは事実である。
アップルが発売した新型腕時計 iWatchなどのウェアラブル・デバイス(Wearable Device)は、
その幕開けである。しかもアップルの医療分野進出のキーパーソンは日本人外科医だ。

米シリコンバレーでは20余りのベンチャー企業(Venture Firm)が
高度な医者機能を持つデバイス開発にしのぎを削っている。
今の技術でも、もしあなたに心筋梗塞の予兆があれば携帯が警告を発する。
脳梗塞の危険度や糖尿病の進行度まで分かる。

あなたはそれを信じますか? 、、、

前回のTORAEL英語最速理論特訓で、受講生の若手医師(腫瘍内科)が、こう言っていた。

医師「医者の診断技術は成熟しきっていて、抗がん剤の進歩に比べると、殆ど変わらないのですよ。
たとえば血液検査は3本採ると決まっているし、、、」
竹末「なるほど、癌などの難病の新薬開発は日進月歩だけど、そうでない分野もあるのですね。」

しかし、ウォール・ストリート・ジャーナルにとんでもないことが書いてあった。

“How Digital Medicine Will Soon Save Your Life – ”
「デジタル医療がもうすぐあなたの命を救う方法とは・」
WSJ Feb.21, 2014  http://goo.gl/Cldg3o
Medicine = 薬の方が馴染みがあるが、ここでは、医学、医療です。

携帯のセンサーultrasound deviceが常にデータを収集し、異常があれば携帯の持ち主に知らせる。
同時にリアルタイムで提携医療機関にも情報が通報される。

もちろん携帯電話は心筋梗塞や脳梗塞などの前触れのパターンを記憶している。
そのパターンに合致すれば、激務続きのあなたの携帯電話にアラームが表示される。

「ちょっと、ちょっと!最近あなたの心臓がおかしいですよ!」

契約しておけば、自分ではちょっと疲れたな、と思っている程度なのに、
携帯の真っ赤なアラーム光とともに、突然、看護師たちに取り囲まれて病院に連れて行かれる。

救急車でたらい回しになって手遅れになることも無い。

SF的でシュールな光景と思うでしょう。
もうアメリカの病院では実用化されています。当局の承認まで下りています。

心筋梗塞・突然死を未然に防いだら、携帯は命の恩人です。

さて受講生の医師によると、
重篤な病気で1年延命するための薬の値段のガイドラインは500万円です。

携帯が命の保証になるならば、例えば月に5000円払うのは安いでしょう。
医療機関は見込み客が確保できます。だから、

The benefits of the digital revolution are large.
デジタル革命の利益は大きい。

これは命を救うベンチャー事業であるともに大きなビジネスチャンスなのです。

サムスンやアップルやグーグルが大金をかけて、奇妙な形をした、
時計やメガネや携帯を開発している理由はここにあるのですね。

次回のブログでは、アップルの医療分野進出のキーパーソンである、
日本人外科医 神戸大学特務准教授 杉本真樹氏のWSJ記事をご紹介します。

iPadと3Dプリンター技術で現代の手術が変貌しているという話。
スティーブ・ジョブズの手術にも関係あったとか。。

“Next to Use 3-D Printing: Your Surgeon”
http://www.wsj.com/articles/SB10001424127887324504704578410764264855512
彼のプレゼンも昨日お聞きしました。。

TORAEL竹末研一 東京青山外苑前のスタバより


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