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ビジネスマンに必要な英語力とは?

都内某所で、クライアント数名をお招きして座談会を行いました。その中から二人の率直な感想をご紹介します。英語力向上が切実に求められるようになったお二人の本音をお聞き下さい。

インタビューイー:
馬越美佳 *(20 代、野村證券株式会社営業)
         
三橋圭介 *(40 代、30 億円規模 IT ベンチャー総務部長)
インタビューアー:
竹末研一

竹末:今日は、みなさんお集まりいただき、ありがとうございます。まず、馬越さんからお話しをまず、馬越さ んからお話を伺いたいと思います。
馬越さん、何で TORAEL の特訓に参加されたんですか?

馬越:もともと学生の時から英語の勉強が好きなんで、 英会話の学校とかも通っていたんです。仕事してみると、海外のレポートが送られてくるのですけど、外国人と話 すというよりも、自分のお客様は国内にいるので基本的に会話として英語を使うことはないんです。

ですけど、情報は海外のものが来るっていう所で、自分の会社に限って言えば、個別の外国の株式を取引するっていうことを営業として重視し始めていて、個別の企業の決算の情報だったり、今まで以上に営業マン一人一人が重視しなきゃいけない状況になっているんです。

海外からレポートが訳されて降りて来る時があるんですけど、それが結構時間がかかるので、メールで海外の英文のレポート、現地の英語で書かれたアナリストの情報だけが先に来て自分たちで読んどいてくださいみたいな感じで来て、その数週間後に日本語で訳されたものが来るんです。

株は数週間後じゃ遅くて、実際に決算の情報とかそれを受けて株価の目標が変わりましたっていうのは英語で来るんです。その場ですぐ分かった方がお客さまにリアルタイムの情報がお伝えできるので、意外と今まで話すことを重視してたんですけど、実際仕事をしてみると読む力の方が大きいなと思って。

竹末:それで参加したのですね。

馬越:そうですね。あと先程おっしゃっていたように、TOEICのスコアって結構全部読むものなんで、長い文章とかだと、それ見ただけで読む気が失せちゃったりとか。(笑)

だから、ロジカル的にちゃんと分析して読めれば楽かなと思って、スコアが伸びたらいいなって。

竹末:よく80点あがった100点上がったって聞きますけど、これを受けてから。

馬越:なので受けました。

竹末:で、どうでした?

馬越:そうですね、長い文章と思っても無駄な部分があって、実際自分が問題を解く上で必要なものって今日の特訓で抜き出せるようになったので、少しは自分の気持ちの怖さもなくなったかな。ていうのと、英語の順番通りで訳す、今まで学校の教育だと基本的に日本語で訳すっていうのを重視されてそれを発表したりとかっていうのだったので、英語の順番通り読むっていう癖がなかったので、それを意識する と結構読むスピードそれだけでも今までよりは早いかなと思いました。

竹末:ありがとうございます。

(※馬越さんは1分間40ワードから120ワード(3倍)に理解スピードが加速しました)

竹末:では、次は三橋さんに伺いたいと思います。なぜ TORAEL の特訓に参加されたのですか?

三橋:まさに、12月に英国の会社の傘下に入ったから
ですね。

竹末:えー、そうなのですか。

三橋:その前のデューデリデンスの調査が、たったの1カ月だったっていう急展開。
まさか春ぐらいでしょって言ってたのに、12月の頭ぐらいに調印になってしまいまして。

竹末:じゃあ会社のドキュメントとかがどんどん英語になったりとか。

三橋:ええ、ロンドンのAIMっていうこちらで言えばマザーズみたいなベンチャー市場があるんですけど、そこに上場しているもんですから、我々の会社のような中小企業でも会計基準を合わせたり、やり取りがずっと続いているんです。

竹末:Eメールのやりとりですね。

三橋:丁度決算にあたっているんで12月は。12月決算に変えたりとか、そういうやり取りが全くメールが主体になっているんで、最終的に。メールは読めないとまずダメ。

竹末:そうですね。

三橋:で、読めるだけじゃなくて返せないといけないんで。まず読めないと返せないじゃないですか。

竹末:あ、そうだ(笑)

三橋:それでこちらのTORAELのプログラム、これはいいなと思いまして。

竹末:確かに読めないと返せない(笑)

三橋:メールのやりとり結構大変だったんですけど。うちの会社、アジア圏を任される。拠点になるっていうんですか。世界中に進出してるんですけど。あとは東南アジアとかインドぐらいですかね。東京は拠点になるんでアジアとしての。それで、他の国の技術者は皆英語が出来ます。

竹末:ですね、普通に。

三橋:日本人だけなんですね。

竹末:そう、取り残されちゃうんですね。

三橋:だから置いてけぼりになっちゃうんですよ。まあ、技術者なんて特にそういうこと、英語が出来ないばかりに、技術はあるけど向こうの人と話が出来ない、蚊帳の外になります。

竹末:はい。

三橋:私は事務屋でしょ。日本はアジアのヒューマン・リソースを管理しなくてはならない。それでもやっぱり各国で独自にやってくださいではなくて全体のグループで効率的に管理する。だから英国から日本を管理することもあるし、逆に。だから余計コミュニケーションの力がないと駄目。

竹末:はい。

三橋:不可抗力の業務の指示とか。相手に伝えたい、こうやってやりたいんだけど、お前んとこやらないの?

竹末:シンガポール人のめちゃくちゃな発音の英語が飛び交ったり。

三橋:そうです。

竹末:なんなんだこいつの英語はって。

三橋:ゆくゆくはシンガポールとかに上場するとか、自動車産業とかの主体になっていくと思いますけど。だってアジアって大きくなっていくに違いない。

竹末:あっそうか人口増えますもんね。

三橋:ただその、親会社よりでかくなるかもしれない。

竹末:じゃあ凄いやり甲斐がありますね。

三橋:やり甲斐はあるんですけど買収された側なので食らいついていかなきゃいけないっていう。個人的には首にならないっていう切実な問題があって。それで受講しました。

竹末:(笑)
はい、どうもありがとうございました。

(※三橋 * さんは1分間30ワードから50ワード(1.7 倍)に理解のスピードが加速しました)
(注)名前の右肩の * はプライバシー保護のための仮名です。

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