こんにちは。WSJが2日で読めるTORAELの竹末研一です。
あなたも新年のエンジンが掛かりましたか?
さて、今年はどんな年になるのでしょうか?
年賀状に書いた干支は丙申(ひのえさる)でしたが、
その意味は、、、
良いことも悪いことも明らかになり(丙)
伸び進む年(申)だそうです。
干支が言うように、
年明けすぐの中国株の暴落や北朝鮮の核実験でも
中国の疲弊や困窮する北朝鮮の実態が
次々と明らかになってきています。
■2016年これからどうなるのか?
世界的経済週刊誌The Economist の特集 The World in 2016では、
3Wの年になると言っています。
http://ukshop.economist.com/products/the-world-in-2016
“The year can be summed up in three words: woes, women, and wins”
「今年は3つの言葉に要約できる。災難、女性と勝利だ。」
sum up 要約する、woes 災難、苦悩、women 女性、wins 勝利
■2016年の世界を占う3つのW
Woe:災難
災難が世界に振りかかります。
シリア紛争、イラン問題、中国経済の減速、北朝鮮など、苦悩が次々と起きます。
国内経済では東芝やシャープが火の車です。
Women:女性
女性が大活躍します。米FRB議長ジャネット・イエレン氏が歴史的な
利上げに踏み切っています。次期大統領候補ヒラリークリントン氏も
貧富の差を縮める思い切った政策を提案するはず。
ドイツ首相アンゲラ・メルケル首相は3期目。
ブラジル大統領ジルマ・ルセフ氏も6年目です。
女性が幅を利かせています。
Win:勝利
スポーツはリオデジャネイロ・オリンピックや
アメリカのスーパーボウル50が開催されます。
政治では台湾総統選挙、フィリピン大統領選挙、日本の参院選、
米国の大統領選があり、勝利者が生まれます。
☆The Economist の特集 The World in 2016は世界を占う要素が
コンパクトに纏まっていて便利です。本当にオススメですよ~。
http://ukshop.economist.com/products/the-world-in-2016
■2016年は未来が明らかになる年。
米国の利上げで経済の風景は様変わりします。
中国経済がさらに減速して大きな波紋を撒き散らし、
米大統領が変わって世界が一変するはずです。
実は、干支(丙申)が示していることと、
The EconomistのThe World in 2016に書かれていることは
奇妙に一致しています。
果たして2016年はその通りになるのでしょうか?
いずれにしても風景が激変しますので、
確固たる基盤を作り誠実な努力を継続して
愛をもって進みたいものですね。
from 東京麹町の教室 TORAEL 竹末研一