泣いてしまいました。

こんにちは。 竹末です

仕事中に泣いてしまいました。

仕事柄フェイスブックのタイムラインに
各国のニュースが流れてくるように
セットしているのですが、

昨晩21時頃、タイムラインが
ミシェル・オバマ大統領夫人の動画
だらけになりました。

米国フィラデルフィアで
民主党党大会が開催されていたのですが、

ヒラリー・クリントン氏を応援する
ミシェル夫人の演説が素晴らしい!と
絶賛の声が溢れてきたのです.

演説を聞くと、
見事な構成と言葉に背中がゾクゾクして
思わず涙が出てしまいました。

特に凄かった3分をお話すると

・過去:ホワイトハウスは奴隷が建築したという歴史的事実

・現在:そのホワイトハウスにかつては奴隷の身分だった
    黒人の大統領夫人が住んでいる

・未来:ヒラリークリントンによって
    女性がアメリカ合衆国の大統領になることが当たり前になる

 ⇒アメリカは素晴らしい国だ、クリントンを応援しよう!

知らなかった事実を知り、

抑圧されたものだけが感じる苦しみと解放を感じ、
予想もつかないストーリー展開に圧倒されました。

もちろん専属のスピーチライターが書いたのですが,

彼女は
8年前にオバマ大統領が僅差で
ヒラリークリントン氏に勝ったときに、

クリントン氏の素晴らしい演説を書いた女性.

その腕を見込まれてヘッドハントされて、
オバマ大統領夫人のスピーチライターをしているのです。

What’s on Michelle Obama’s mind?
Meet the speechwriter who puts it into words.
June 13, 2016 The Washington Post

■実際のスピーチをご紹介しましょう。

Michelle Obama’s stirring speech brings Democratic convention to tears
ミシェル・オバマの感動的なスピーチが民主党大会の会場中を涙の渦に

https://www.theguardian.com/us-news/2016/jul/26/michelle-obama-convention-speech-female-president
the guardian 26 July 2016

■ミシェル・オバマ大統領夫人のヒラリー・クリントン氏応援演説
 【日本語訳】

それは何世代もの人々の物語

人々は束縛のむち、奴隷であることの恥、
差別の刺すような痛みを感じていたが、
必要とされる事をして闘い続けた。

そのことによって
奴隷によって造られた(ホワイト)ハウスで、

現在,私は毎朝、目を覚まして
娘たちを見守っている。

2人の美しく知的な黒人の若い女の子たちが
ホワイトハウスの芝生で犬たちと遊んでいるのを

そしてヒラリー・クリントン氏のお陰で
わたしの娘たち、そして私たちの息子や娘たちが、
今や当たり前と考えるのだ。

女性がアメリカ合衆国の大統領になれるということを

■人種の坩堝を纏める「言葉の力」

米国のスピーチ・ライターは
多様な意見を持つ社会を言葉の力で纏める
縁の下の力持ちです。

言葉のプロの英語で勉強するのも
楽しいですね~!

解説記事が沢山流れていたので、
ご参考迄に。。

How Michelle Obama came around on Hillary Clinton
July 26, 2016 The Washington Post

Michelle Obama’s skillful takedown of Donald Trump
July 25, 2016 The Washington Post

今日も素晴らしい1日を♪

TORAEL竹末研一
@東京麹町スタバ

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