あなたはデータに基づかない英語学習がどれほど不毛であるか気付いていません。

滅多に出ない。こっちの方がよく出る!新しく1万単語覚えるより、重要11単語の勉強の方が大切です。

もっと極端な例をご紹介します。ビジネス英単語が使われている頻度を調べると、単語60個で4割を占めます。この60個のうち、11個の英単語は、日本の学校ではビジネスで使用する真の意味/用法を教えていません。

習っていないその11個の英単語の意味/用法を覚えると、今までブツ切りになって理解不能となっていた部分が一気に解消されます。

つまり、ビジネス英単語1万語覚えるより、11個覚える方が重要です。単語1万語覚えるのと重要単語を11個覚える努力を比較してみましょう。すぐに判りますが、

覚える努力は千分の一です。

日本人とスマートフォンが英語を理解する順番も違います。英語ができる日本人は英文解釈する時にしばしば「動詞を探せ」と言いますが、スマートフォンは先にin, on, atなどの前置詞を探します。 なぜなら前置詞「in」「on」「at」 ・・は裏切らないからです。

言っている意味が判らないですよね?こういう事です。

前置詞は、前置詞以外になりません。英文でinが出てきたら必ずと言って良いほど前置詞です。ところが動詞は違います。

たとえばstayは動詞としても名詞としても使われます。動詞だと「滞在する」、名詞だと「滞在」。ニセコアンヌプリ2泊ステイのように日本語でも名詞として使われていますね。このように動詞として使われる英単語は役割を決めるのが難しいのです。

動詞を先に見つけようとすると間違えやすいです。間違えると、英語には主語が動詞の前にあるという5文型のルールがあるので、主語も間違えてドミノ倒しのように意味がまったく分からなくなります。

【動詞を先に見つけると、このように間違えます】

大統領は2日の滞在中に話し合った。
(こう間違える) 大統領の話し合いが2日滞在した。

スマートフォンはそうした間違いを殆どしません。
間違いを防ぐために「前置詞は動詞にならない」「前置詞の後には名詞が続く」「この単語でこの場合はこのような意味」といった確度の高い情報をまとめたビッグデータを活用しているからです。

英語勉強法の本を開くとデータに基づかない沢山の英語学習法が紹介されています。

『リスニング』  『ボキャブラリービルディング』 『文法』 『スピーキング』
『シャドウイング』 『リピーティング』 『多読・精読』
英語の達人は大変だけれどこの山を乗り越えれば、必ず英語ができるようになっているととアドバイスします。 それぞれの方法には納得できるのでいろいろやってみます。
しかし、ビジネスの英文書類は一向にスラスラ読めるようになりません。もちろん、英字新聞も、洋書も、英文雑誌も読めないままです。

なぜ、読めないままなのでしょうか? それは、勉強しなくても良いようなどうでもいいポイントの勉強に、大量の時間を費やしているからです。

もう無駄な努力を止めませんか?

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